「NHKまる得マガジンMOOK 野﨑洋光の缶詰でつくる本格和食」が、8月26日に発売されました。本書では、長年「分とく山」の総料理長を務めた野﨑洋光氏が、缶詰を使った本格的な和食レシピを惜しみなく公開しています。
缶詰は、旬の栄養と美味しさを閉じ込めており、下ごしらえの手間が省けるだけでなく、味が決まるというメリットがあります。本書では、さば缶、鮭缶、ツナ缶など、11種類の缶詰を使ったレシピが紹介されています。
例えば、さば缶を使った「さばの風味を生かした切り干し大根煮」、缶汁をだしに使った「さけ缶のかす汁」、さんまかば焼き缶を使った「甘辛い太巻き」、ツナ缶を使った「コク深いひじき煮」など、家庭で簡単に作れる本格的な和食が満載です。
さらに、オイルサーディン缶やアンチョビ缶を使ったレシピも紹介されており、和食にも合うアレンジ方法がわかります。
野﨑氏は、本書の中で、だしの取り方や煮切り酢、野菜の下ごしらえのコツなど、料理人ならではのワザも伝授しています。本書を読めば、缶詰を使った料理がさらに美味しくなること間違いなしです。
NHK出版デジタルマガジンでは、本書から「缶詰の基本メモ」「さばと切り干しのサッと煮」「コーンとわけぎのかき揚げ」のレシピを公開しています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
「分とく山」の野﨑洋光氏のレシピ本ということで、期待を込めて手に取りました。缶詰を使った料理というと、簡単で手軽なイメージがありますが、本書では、本格的な和食が紹介されており、驚きました。
レシピはどれもシンプルで、かつ美味しく、家庭で再現しやすいと感じました。特に、缶汁をだしに使った「さけ缶のかす汁」は、簡単なのに奥深い味わいで、感動しました。
缶詰を使った料理のイメージがガラリと変わりました。本書を参考に、色々な缶詰を使った料理に挑戦してみたいと思います。