京都先端科学大学附属中学校高等学校は、2024年7月20日(土)から7月27日(土)の1週間、嵐電嵐山駅はんなり・ほっこりスクエアにて、「嵐山で楽しむ平安の味覚―「けずり氷」再現!かき氷フェス」を開催します。
本イベントでは、平安時代に貴族たちが愛した「けずり氷」を現代風にアレンジしたかき氷を販売します。氷室に保管されていた氷を削ったという「けずり氷」は、平安時代の文学作品『枕草子』にも登場する、当時の上流階級しか味わえなかった貴重なものでした。
今回のイベントでは、この「けずり氷」を再現したかき氷だけでなく、SDGs活動の一環として、環境に配慮した地元産規格外野菜を使ったかき氷用シロップを研究・開発し、「ベジ氷」も販売します。聖護院大根や金時人参を使った、見た目も鮮やかな「ベジ氷」は、味はもちろん、見た目も楽しめる一品となっています。
さらに、本校の生徒たちが作成した「嵐電に乗って歩いて知図さんぽ」も配布されます。「知図さんぽ」は、観光ガイドブックには載っていない、地元の歴史や文化について、生徒たちが実際に歩いて発見した内容を、コメントと図で紹介したマップです。嵐電沿線にある平安文学ゆかりの地を巡りながら、歴史と文化に触れることができる、学びと発見がいっぱいのイベントとなっています。
本イベントは、地元の歴史・文化の魅力を発信し、食と観光を結び付けることで、地域活性化にも貢献することを目指しています。ぜひ、嵐山を訪れて、平安時代の味覚を体験してみてください。
「けずり氷」再現かき氷フェスは、歴史と文化、そしてSDGsという現代的なテーマを融合させた、非常に興味深いイベントだと思いました。平安時代の貴族が味わっていた「けずり氷」を現代に再現するという試みは、歴史へのロマンを感じさせると同時に、現代の技術でどのように再現したのか、その技術にも注目したいです。
また、規格外野菜を使った「ベジ氷」は、環境問題への意識の高まりと、食の新しい可能性を感じさせてくれます。見た目も鮮やかな「ベジ氷」は、子供も大人も楽しめる一品だと思います。
さらに、生徒たちが作成した「嵐電に乗って歩いて知図さんぽ」は、地元の歴史や文化を学ぶことができるだけでなく、生徒たちの熱意と探求心を感じることができます。観光客だけでなく、地元の人々にとっても、新たな発見があるイベントだと思います。
「けずり氷」再現かき氷フェスは、歴史、文化、食、そしてSDGsをテーマに、様々な角度から楽しめるイベントです。ぜひ、足を運んで、平安の時代を感じてみてください。