2024年08月14日更新
安満遺跡 高槻市 弥生時代

【今週末のイベント】2500年前の弥生時代の暮らしを体感!安満遺跡で家族で歴史探訪してみては?

高槻市の安満遺跡公園で、2500年前の弥生時代の「衣・食・住」をテーマにした企画展が開催されます。当時の暮らしを再現した展示や体験を通して、歴史を身近に感じることができます。

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2500年前の弥生時代の暮らしを体感!安満遺跡で歴史探訪

高槻市にある安満遺跡公園では、令和6年8月16日(金)・17日(土)の2日間、特別企画展「2024夏の歴史企画展 見て 触れて 知ろう!弥生の暮らし」が開催されます。安満遺跡は、東西約1.5キロメートル、南北約0.6キロメートルに広がる大規模な弥生時代の集落跡で、国の史跡に指定されています。発掘調査では、水田や環濠、墓などが発見され、2500年前の弥生時代前期に稲作文化が伝わっていたことが明らかになっています。

今回の企画展では、安満遺跡で発見された遺物や当時の暮らしを再現した展示を通して、弥生時代の生活文化を体感することができます。「衣」のコーナーでは、当時の衣服である「貫頭衣」を試着できます。子ども用と大人用のサイズが用意されているので、家族みんなで記念撮影を楽しむことも可能です。その他、簪や匂玉などの装身具のレプリカも展示されます。「食」のコーナーでは、弥生時代の食生活やコメ作りの様子を紹介するパネル展示や、土器や石包丁、石斧、弓矢などのレプリカを展示。当時の食文化に触れることができます。「住」のコーナーでは、竪穴住居の模型や銅鐸のレプリカなどを展示し、弥生時代の住居や生活様式を学ぶことができます。

さらに、トピックスコーナーでは、野外で土器を焼く「野焼き」と呼ばれる伝統的な製法を再現し、焼き上がった弥生土器約15点とその様子を紹介する写真が展示されます。弥生時代の人々の暮らしを、見て、触って、楽しく学べる企画展となっています。
安満遺跡公園で開催される「2024夏の歴史企画展 見て 触れて 知ろう!弥生の暮らし」は、歴史好きはもちろん、子ども連れの家族にもおすすめのイベントです。実際に貫頭衣を試着したり、当時の道具に触れたりすることで、教科書でしか学べなかった弥生時代の暮らしをリアルに体感できます。特に、子どもたちは、実際に触ったり試着したりすることで、歴史への興味関心を高めることができるでしょう。また、野焼きの様子を写真で紹介するコーナーは、大人にとっても興味深い内容です。当時の技術や文化を学ぶことで、現代の生活とのつながりを感じることができます。安満遺跡公園は、高槻駅から徒歩圏内に位置し、アクセスも良好です。夏休みの自由研究にも最適なので、ぜひ足を運んでみてください。
出典:高槻市

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まとめ作者