2024年07月22日更新
暁劇場 潮來之音 台湾

台湾の劇団「暁劇場」が日本へ!社会問題を繊細に描く舞台『潮來之音』

台湾の劇団「暁劇場」が、独自の詩的な台詞と繊細な動きで現代社会の問題を描く舞台『潮來之音 The Whisper of the Waves』を日本で上演。震災前夜を舞台に、生命のうねりの中で困難を乗り越える人々の姿が、観客の心を深く揺さぶる。

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台湾の劇団「暁劇場」が日本へ!社会問題を繊細に描く舞台『潮來之音』

台湾の劇団「暁劇場」が、本多劇場グループとの共同プロデュースで、舞台作品『潮來之音 The Whisper of the Waves』の日本公演を開催する。暁劇場は、2006年に設立された台湾・台北市の劇団。太陽「暁」をシンボルとし、演劇を通して世界を隈なく表現することを目指している。

『潮來之音』は、現代社会が抱える問題を、独自の詩的な台詞と繊細な動きで描写する作品。震災前夜を舞台に、パートナー同士、人と動物、人と植物の3組が、生命のうねりの中で互いに寄り添い、困難を乗り越えていく姿が描かれる。

舞台では、津波が押し寄せ、生死の挟間でそれぞれの思いが交錯していく様子が、観客の心に深く突き刺さる。たとえ孤独でも、決して独りぼっちではないというメッセージが、力強く伝わってくる。

脚本・演出は、暁劇場の芸術監督である鍾伯淵(ジョン・ボーユエン)が担当。振付は、日本を代表する振付家・我妻惠美子が担当する。出演は、我妻惠美子、鄭詠元(テイ エイゲン)、陳家誼(チン カギ)、陳威辰(チン イシン)、寥治強(リョウ ジキョウ)、鄭筑勻(テイ チクイン)、陳渝喬(チン ユキョウ)など、台湾と日本の実力派俳優が集結。

公演は、8月9日(金)から11日(日)まで、東京・本多劇場にて開催される。チケットは、カンフェティにて発売中。

ぜひ、台湾の劇団が描く、生命の力強さと儚さを体感してみてほしい。
「暁劇場」の『潮來之音』は、社会問題を正面から捉えながらも、希望を感じさせる作品だった。震災前夜という設定は、私たちにとっても決して他人事ではない。登場人物たちの苦悩や葛藤、そして希望が、繊細な演出と俳優たちの演技によって、リアルに表現されていた。

特に印象的だったのは、津波が押し寄せたシーン。生死の境い目に立たされた人々の心情が、ダイナミックな演出と俳優たちの熱演によって、鮮やかに描かれていた。

『潮來之音』は、私たちが生きていく上で大切な、繋がりや希望、そして生命の尊さについて考えさせられる作品だと思った。ぜひ劇場で、この力強いメッセージを感じ取ってほしい。
出典:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
出典:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

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まとめ作者