2024年05月22日更新
積水ハウス 京都大学 感性発達

積水ハウス、京都大学と協力し子どもの感性豊かな成長を支援

積水ハウスは、京都大学と共同で、子どもの感性発達に有効な住宅提案に関する研究を開始しました。未来を生きる子どもたちの幸せをサポートする、新たな取り組みに注目です。

194
0

積水ハウス、京都大学と協力し子どもの感性豊かな成長を支援

積水ハウス株式会社(以下、積水ハウス)は、国立大学法人京都大学(以下、京都大学)と「子どもの感性発達に有効な住提案に関する知見の拡大・創出」を目的とした包括連携を結び、本日より共同研究プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、子どもの発達段階に応じた感性発達の研究を学術面からの知見とエビデンスに基づいて行い、住まいの提案力を高めることを目指しています。積水ハウスは、「キッズ・ファースト企業」として、子どもたちが豊かな感性を育む環境を提供し続けます。

積水ハウスは、感性を重視した「キッズ・ファースト」に取り組んでおり、その一環として「子ども視点での住まいづくり・まちづくり」を通じた「子どもたちの感性アップ支援」を行っています。同社は、子どもの「感性、身体、知性、社会性」の4つの力を育むことが重要だと考え、これらの力を伸ばすための住宅提案を行っています。特に、子どもたちのための住まいづくり「キッズでざいん」を2007年に発表し、「子育ち+子育て」の視点から、子どもの生きる力を育む住まいづくりを提案してきました。

また、2012年には「コドモイドコロ」を発表しました。これは、子どもの生きる力を育む「居どころづくり」の充実と、安全と自主性を考えた「子どものためのスマートユニバーサルデザイン」の提案を含むものです。京都大学には、建築や住環境に関する研究者をはじめ、多様な専門領域をもつ約3,500名の研究者が在籍しています。発達科学や認知科学、神経科学、情報学、心理学など、複数の領域からなる「京都大学こころの科学ユニット」により、学際的な研究が行われています。

この包括連携においては、住まいにおける子どもの成長や発達に関する研究を新たに構築するため、幅広い分野からのヒアリングや協議をもとに個別の共同研究が進められます。積水ハウスは、キッズ・ファースト企業として、子どもの「感性、身体、知性、社会性」をよりよく伸ばすための住まいやまちを提供し、人生100年時代における「幸せ住まい」を追求しています。

この包括連携のプラン概要としては、子どもの感性発達に有効な住提案に関する知見の拡大と創出を目的とし、3年間にわたる研究計画が立てられています。1年目には多様な分野の研究者とのディスカッションを行い、研究テーマを策定します。2~3年目には個別共同研究を通じて、具体的なプランの実現を目指します。今後の事業展開としては、「積水ハウスのキッズでざいんコドモイドコロ」の強化、子どもを中心とした多世代のまちづくり提案、感性発達のためのワークショッププログラムの実施が予定されています。

積水ハウスは、キッズデザイン賞を2007年の第1回から17回連続で受賞しており、累計116作品が評価されています。これには、フジ虎ノ門こどもセンターが優秀賞「こども政策担当大臣賞」を受賞し、「BEYOND COVID-19」分譲マンションにおける子育て提案サービスが特別賞を受賞するなどの実績があります。また、男性育児休業の推進、Minecraftカップへの参画、従業員と会社が共同で寄付を行う「積水ハウス マッチングプログラム」など、多岐にわたる取り組みが行われています。

日本の企業として初めて「幸せ」を研究する研究所である住生活研究所も、この包括連携の積水ハウス側の推進・研究担当として大きな役割を果たします。同研究所はライフステージやライフスタイル、そしてこれからの住まいのあり方に関する調査・研究を行っており、今後の「幸せ住まい」の追求に寄与しています。
出典:積水ハウス
出典:積水ハウス
出典:積水ハウス
出典:積水ハウス

スポンサーリンク

スポンサーリンク

まとめ作者