株式会社ポーラは、10代向けのジェンダー教育冊子『10代のためのジェンダーの授業』第3弾を発行し、全国の小・中学校約3万校に寄贈しました。
この冊子は、ジェンダー平等や差別・偏見のない社会について、10代が考え、知ってもらうきっかけとなることを目的としています。2022年から毎年発行されており、教育現場を中心に大きな反響を得ています。
第3弾となる今回は、「リーダーシップ」をテーマに、マンガ形式でわかりやすく解説しています。日本のジェンダーギャップや、多様な社会の実現に向けて、性別に関係なくリーダーになれる環境について詳しく解説しています。
また、社会全体での性別によるリーダーの割合の差や、朝日小学生新聞・朝日中高生新聞読者によるリーダーのイメージやエピソード、進路・職業選びに潜む「無意識の思い込み」を考えるワークシートなども掲載しています。
冊子の監修は、ジェンダー専門家の斎藤万里子さんが務めています。斎藤さんは、特定非営利活動法人Gender Action Platform理事を務め、元国連職員として国際機関やNPOで活躍されています。
ポーラは、この冊子をきっかけに、10代がジェンダーについて学び、多様性を受け入れる社会の実現に向けて積極的に行動していくことを期待しています。
ポーラが発行した『10代のためのジェンダーの授業』第3弾は、マンガ形式を採用することで、10代にとって理解しやすい内容になっていると感じました。ジェンダーギャップやリーダーシップといった難しいテーマを、視覚的に分かりやすく解説することで、興味関心を引きつけ、積極的に学ぼうという気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。
また、ワークシートも充実しており、読者が自ら考え、行動するきっかけを与えてくれる点も素晴らしいです。
この冊子が、10代のジェンダーに対する意識改革を促し、より平等で多様性を受け入れる社会の実現に貢献することを期待しています。