パナソニック サイクルテック株式会社(以下、パナソニック サイクルテック)は、国内で初めて押し歩き機能を搭載した幼児2人同乗用の電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」を2024年6月上旬から順次発売します。この新製品は、幼児を乗せたまま自転車を押す際の負荷を大幅に軽減することを目指し、忙しい日常を送る親御さんたちの移動をより快適にするために設計されました。
最近では、幼児2人同乗用電動アシスト自転車の需要が急増しており、パナソニック サイクルテックの調査によると、2022年度の出荷台数は2011年度に対して4倍以上に増加しています。これは、特に通園や日常の買い物、外出時において親子での移動手段としての利用が増えているためです。しかし、これらの自転車は走行時にはモーターによるアシストで快適に移動できるものの、その重さから押し歩き時に大きな負荷がかかるという問題がありました。
パナソニック サイクルテックはこの課題に対応するために、2021年に電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を開発しました。この商品は、モーターのアシストを利用して押し歩きを補助する機能を搭載し、わずか1ヶ月で年間の企画台数分を販売するなど大きな反響を呼びました。それ以来、幼児2人同乗用の電動アシスト自転車にも同様の機能を求める声が多く寄せられていました。
今回の「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」は、男女兼用で使いやすいデザインとし、お子さまを乗せたままの状態での押し歩きが容易になる点が大きな魅力です。パナソニック サイクルテックが実施したアンケートでは、79.5%の利用者が自転車を押し歩く際に困難を感じていると回答しており、また90%以上が押し歩き機能があれば子育てがより楽になると答えています。
具体的な特長としては、まず「お子さまを乗せた状態での押し歩きをアシスト」することで、従来の重い負荷を軽減します。また、操作が簡単で初めての方でも扱いやすく、さらに安全面を考慮した機構も採用しています。これにより、親御さんたちは安心して使用できるでしょう。
パナソニック サイクルテックは、「世界中の人々が青空の下へ走りだせる未来を創造します。」というミッションのもと、今後も最先端の技術開発を進め、環境にやさしく、お客様の利便性と快適性をさらに高める新たなサイクルモビリティの価値を提案していきます。
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