2016年07月06日更新
子育て おかあさん 毛利子来

子育てはマイペースで!

幼児期の子育てについて、50年以上にわたり、子どもの診察にあたり、 子育ての発言をしてきた「小児科医 毛利子来(たねき)さん(83)に聞く」をまとめました。

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出典:crymmochi.ocnk.net
子どもはわたしの宝物だから・・

おかあさんの感覚を大事に

子育てのやり方は人それぞれでいいのです。
親に個性があるように同時に子どもにも個性があります。
子どもを何人か育てるとわかりますが、最初の子にはうまく行った方法が
次の子には、まったく通じないということが起きます。子どもに個性があるからです。
同じお母さんから生まれた子でも、その子に合う育て方は違います。
2 、3才の子でもきびしく育てた方がいい場合もあれば、甘やかして元気に育つ場合もあります。
だから一様に、「子育てはこうしなさい」などとは言えません。
それなのに 今の育児書は、一様に「こうしなさい」と書かれているのが多い。
そこに食い違いがあり、無理が生まれています。
多くの家庭では 、子供と一番付き合いが深いのは お母さん です。
ほとんど1日中付き合っているから、表も裏もわかります。
だから「何かのお手本を参考にして育てよう」ではなく、
子供との付き合いの中で得たお母さんの感覚を一番、大切にしてほしいです 。

まずいと思ったら修正する

我が子には 何がむいているか、お母さんが考えて感じたとおりに接することです。
それが子育てのことだと思います。たとえ世間や夫が言うこととは違うやり方 だったとしても、
「これが 私のやり方なのだ」と自信をもってやってほしい。
その方がお母さんにとって気楽だし、こどもの事情にも合う。
現実にも比較的うまくいきやすい。
自分にもあわず 子供の性分にも合わない育て方をしても、うまくいかないし、
お母さんがかえって苦労しますよ。
ただ誰でも自分では気づかない欠点、性分があります。
子供のことだって、親には見えてない部分もあります。
気が弱いと思っていたけれど 、実は気が強い子だったとか。
自分自身の子育てのやり方を基本にしながら、
音や近所の人の意見も聞いて、自分のやり方がまずいと思ったら修正すればいいのです。
要するに、試行錯誤ですよ。子育ては理想どおりにはいきません。
生活の事情に合わせることです。

1. 急に熱が出たら

質問 2才の子供がいます 。急に熱を出すことが多く、その都度、病院に行くべきか迷います。
   子供の体調が心配になった時、まずどのような対処すればよいでしょうか。

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まず元気と機嫌で判断

咳 、熱、 下痢といった病状よりも、子供の「元気」と「機嫌」で判断することです。
熱があっても、下痢をしていても、元気で遊んでいたらそれほど気にすることはありません。
少なくとも急いで病院に連れて行く必要はありません。
逆に、なんだ病状が出ていないのに、ひどくぐずっていたら心配です。
様子を見て 、さらに悪くなっていくようなら、医者に行くべきです。
子供の自然に治る力を信じて、電気と機嫌を軸に様子を見るということを
心掛けてください。熱があっても元気であれば、子供のしたいようにさせたいものです。
楽しく過ごしていれば、病気は治りやすいと思うのです。

2. つい怒鳴ってしまう

質問  言う事を聞かないので、つい 子供を怒鳴りつけてしまい、
後で後悔する といったことが少なくありません。
「言うことを聞かないと鬼がでるよ!」と脅したりすることもあります。
こうした叱り方をしてもいいのでしょうか。

感情的に叱ってもいい

「鬼が出る」と言って、怖がらせてしまうことがあってもいいんですよ。
実際に、社会で生きていて、怖いこともあるのですから。
暴力はいけませんが 、親が気分として許せない、放っておけない、
黙っていられないと思ったら 、感情的に、かっと叱ってももいいのです。
子供は判断します。お父ちゃんと喧嘩してイライラしているんだなとか(笑)。
感情的に叱らないほうがいいという意見は多いですが、
感情的に叱るほうが 子供にわかりやすいのです。
感情を押さえて理屈で「こんなことをしてはいけません」と言うばかりでは、
なんだか説教くさいし、インチキくさいと子供に伝わってしまう部分も
あるのではないでしょうか。      

3.一緒にいるとイライラする

質問 子供は私の宝です 。でも、ずっと子どもといるとだんだん、イライラしてきます。
こういう感情をどのようにコントロールしたらいいでしょうか。

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今は関わりすぎている

子供と一緒にいるとイライラするのは当然です。
異なる世代と一緒にいるのは、生活スタイルが違うため、ストレスになるのです。
今のお母さんは、子供に関わり過ぎています。
かかわる時間が増え、子供と一緒にいること自体がストレスになっている。
イライラする時は 、なるべく子どもから離れること。放っておいてもいいのです。
昔は「捨て育ち」と言ったように、
放っておいても子どもは育つものという考えがあったほどです。
離れた方が、子供どもにとっても実は気分がいい。
あまり手をかけすぎると、かえってぐずるることもあるくらい。
そこは、お母さんが工夫して欲しいですね。
一番いいのはお母さんが仕事や家庭以外の活動を持つことでしょう。
私は、母親が したいことを、子育てよりも優先させるくらいでいいと思います。
お母さんと一緒にいる時間が少ないと、寂しかったり、
愛情不足を感じたりするのではないか という意見もあります。
でも 、いくら時間をかけて関わっても、愛情が無ければ、子どもは親の心を見抜きます。
愛していないのに「いい子ね」「愛しているよ」と言っても、
すぐにインチキくさいと感じるものです。
だから、子どもを愛しているなら、お母さんは、自分の好きなことを、
どんどんやった方がいいのです。
あるとき、人から子育ての手帳を預かりました。
感謝します。。
出典:kids.wanpug.com
自分流の子育てっていいですね!

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まとめ作者